らくがきなどバラバラっとおいていきます@(・●・)@
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2025.05.03 Saturday
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OP夢小説0話
2013.08.30 Friday
ここから先夢小説です。
▼名前変換はありません(デフォルトです。)
▼ツイッターでログとしてためているものなので文の繋ぎがおかしいところがございます。
▼管理人は文章が下手です。
▼なお、次回からはこちらの注意書きはございませんのでご了承ください。
それでも良い方は下記からどうぞ。(あくまで夢サイトなので文章は隠しません。そのまま直接お読みください))
第0話【馬耳東風】
インペルダウンLevel4 灼熱地獄の中は囚人たちがいるというのに妙に静かな空気が漂っている。 熱さにやられて皆倦怠感に襲われているのか、はたまたもうこのフロアに生きているものなど居ないのか、どちらにせよ確認しようの無いことだし、そんなことを確認しようとするやつは今まで誰一人として居なかった。
コツ コツ コツ そんな奇妙な静寂の中、生きた足が一つ、とある牢屋に向かって歩いてきた。 彼の名はガープ、海軍中将でいつも煎餅を食べている海軍の中でもかなりの古株なじいちゃんだった。そんな、海軍中将様がなんの御用だと牢屋の中は騒ぎ始めてもおかしくは無いのだが、そのフロアは一向に静寂を保っていた。
「おい、生きとるか?」
静寂の中、ガープのしっかりとした野太い声だけが大きく響き渡った。
「うるさいじぃちゃんだねー、ちゃんと生きてるよ。こんな所でのたれ死んでたまるものですか」
ガープの言葉に答えたのは牢屋の中に居る、長い金髪にぐるぐる眉毛が特徴的な女の囚人だった。彼女だけはどこか他の囚人たちとは違い、倦怠感、というよりも何か考え事に集中して居るように座り込んでいた。
「本当に口の減らん女じゃのォ。どうじゃ?海軍に入る決心はできたか?」
「ガープ、何度も行ったわよね?私は海軍にも、あんたの孫にもなるつもりは無いの。わかったら散った散った」
ガープの問に彼女は考えるそぶりも見せず、即答しながら相手を追い出すように手を左右に二三回振った。
そんな彼女をいつもと変わらない調子で見つめるガープの目には、彼女が今何を考えていて何を思っているのかはもう既にお見通しなのだろう。少し彼女の言葉に眉をゆがませハァッと息を尽きながらしたを向いたガープは彼女の顔をもう一度見る。
「まだ、悔いておるのか、ロジャーのこと、仲間のこと、それから…」
「うるさい、それ以上言葉を続けたら、ガープ、お前、ただじゃ済まないと思え。」
ガープの言葉を塞ぐように言葉を履いた彼女の瞳には殺気と悲しみと悔しさが小さく、それはそれは微弱にゆらゆらとうごめいていた。
そんな彼女に本日で何度めかのため息をついてガープは立ち上がり、彼女に背を向け、歩き出そうとしたがすぐにその足は止まり、彼女にこう言った。
「あまり、自分を責めるなよ、コンよ…、お前がなんと言おうがワシはもうお前のじいちゃんだ。それだけは忘れるな。」
そう言い残し歩き出したガープの背中を、彼女、コンはジッと見つめた。
「お前がなんと言おうがワシはもうお前のじいちゃんだ。か…」
(同じような言葉を言われるのは、もうこれで三度目だな…) コンは上をみると静かに目を閉じた。 深い深い夢の中に落ちるように。
第0話完。
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第0話【馬耳東風】
インペルダウンLevel4 灼熱地獄の中は囚人たちがいるというのに妙に静かな空気が漂っている。 熱さにやられて皆倦怠感に襲われているのか、はたまたもうこのフロアに生きているものなど居ないのか、どちらにせよ確認しようの無いことだし、そんなことを確認しようとするやつは今まで誰一人として居なかった。
コツ コツ コツ そんな奇妙な静寂の中、生きた足が一つ、とある牢屋に向かって歩いてきた。 彼の名はガープ、海軍中将でいつも煎餅を食べている海軍の中でもかなりの古株なじいちゃんだった。そんな、海軍中将様がなんの御用だと牢屋の中は騒ぎ始めてもおかしくは無いのだが、そのフロアは一向に静寂を保っていた。
「おい、生きとるか?」
静寂の中、ガープのしっかりとした野太い声だけが大きく響き渡った。
「うるさいじぃちゃんだねー、ちゃんと生きてるよ。こんな所でのたれ死んでたまるものですか」
ガープの言葉に答えたのは牢屋の中に居る、長い金髪にぐるぐる眉毛が特徴的な女の囚人だった。彼女だけはどこか他の囚人たちとは違い、倦怠感、というよりも何か考え事に集中して居るように座り込んでいた。
「本当に口の減らん女じゃのォ。どうじゃ?海軍に入る決心はできたか?」
「ガープ、何度も行ったわよね?私は海軍にも、あんたの孫にもなるつもりは無いの。わかったら散った散った」
ガープの問に彼女は考えるそぶりも見せず、即答しながら相手を追い出すように手を左右に二三回振った。
そんな彼女をいつもと変わらない調子で見つめるガープの目には、彼女が今何を考えていて何を思っているのかはもう既にお見通しなのだろう。少し彼女の言葉に眉をゆがませハァッと息を尽きながらしたを向いたガープは彼女の顔をもう一度見る。
「まだ、悔いておるのか、ロジャーのこと、仲間のこと、それから…」
「うるさい、それ以上言葉を続けたら、ガープ、お前、ただじゃ済まないと思え。」
ガープの言葉を塞ぐように言葉を履いた彼女の瞳には殺気と悲しみと悔しさが小さく、それはそれは微弱にゆらゆらとうごめいていた。
そんな彼女に本日で何度めかのため息をついてガープは立ち上がり、彼女に背を向け、歩き出そうとしたがすぐにその足は止まり、彼女にこう言った。
「あまり、自分を責めるなよ、コンよ…、お前がなんと言おうがワシはもうお前のじいちゃんだ。それだけは忘れるな。」
そう言い残し歩き出したガープの背中を、彼女、コンはジッと見つめた。
「お前がなんと言おうがワシはもうお前のじいちゃんだ。か…」
(同じような言葉を言われるのは、もうこれで三度目だな…) コンは上をみると静かに目を閉じた。 深い深い夢の中に落ちるように。
第0話完。
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